駄目出し中

最近はやってる途中に機械がおかしくなったりすることが多いので、本格的にとりかかる前に予めストレスをかけて問題を出しておこうと思いまして。
そしたらさっそく。


まず、実はこれ去年からずっとだったんですが、レーザープリンタがいよいよだめなようです。
紙にもれなくパンチパーマがかかって詰まりますし、しまいにはインナーヘッドホンつけてても聞こえるブザーみたいな異音がしたのでさすがにこのまま続けると火事になると思って電源ケーブル抜きました。
うちの機材ではCRTと同じくらいの古株(発売が7年前)なのでプリンタとしてはれっきとした寿命でしょうか。プリンタはたいていエンジンからへたってきますし、トナー交換4、5回にこれで5、6回はレーザープリンタ本作ってるので。
あれやるとですね、下手すると春買って夏越せないんです。設計上10000枚オーケーでも3日で2000枚とかやるとたいてい壊れます。と言っても普通の文書とかなら出せるんで普通にしか使わない場合は別段困らないのですが、両面印刷させようとすると歩留りが異常に悪くなるので割合はっきりわかります。
今回レーザープリンタを起こしたのはトナーじゃないとマーカーの溶剤で線が溶けると思ったからなんですが、しかたなくBJプリンタでやってみるとBJインクも意外にがんばってておいらが見る限りでは溶けませんでした。
だからまあ、これはいいかと。


でもさすがに紙はコピー用紙じゃお安いスケッチブックにもしかずですなあ。
そんなもの言うほど変わりゃしないと思っていましたが、溶剤がとんだ後の色の残り方が全然違うんですわ。
これは実物をご覧いただければ一目瞭然なんですが、スキャンだとまたちょっと違ってくるので例をお出しできません。
言ってみればスケッチブックの方は水彩っぽく広がり重ね塗りすると下の色が溶けて微妙な感じで混ざってにじみます。あとこれは特に塗ってる最中は濃く見えがちな肌色系統で顕著なんですが、溶剤がとんだ後にぱっと明るく発色します。
コピー用紙の方はサラダ油が紙に垂れたあとのように平板に広がり、かつ色が沈みます。溶剤がとんだ後もあまり変化せず色も塗った時点でほぼ確定、重ね塗りは混色というより上塗りのようになります。薄いので透して見ると想定した色になってるんですが、反射で見るとやっぱりくすんでます。スキャナも反射ですから当然くすむわけで。
書くものによりますが、コピー用紙はちょっと難しいですわね。


それ以上に難しいのはやはりマーカーの溶剤で、けっこう頭痛してます。
おいらはしんどくなったら寝込めばすむ話なんですが、商売でやってる方だとこれはシャレにならんでしょう。
確かにソフトでやるより微妙な風合いは出るのはわかるんですが、おいらの場合はそこまでしてやるだけの意義に考慮の余地ありなのであんまりきついようならあきらめようかと。


というわけでもうしばらくだらだらしそうです。