虎に蛇足するとそれは鵺なのか何なのか
あれは足じゃなくてしっぽがヘビですよねえ。
というわけで、日本全国でも2桁を誇る(委託含めて梁山泊の豪傑に迫れるかどうか)の読者の中でもおそらく数人にしか分かってもらえなかろう部分をピックアップして蛇足。
まだ読んでないのにばらすなという方はここでリターンだ。
表紙
- 藤村ハニワ
- 本当は写真だったんですが、あんまりなのでやめました。
- ロウソク火柱
- 皆さん、ロウソクはファンシーなものではなく可燃性の油脂の塊なんですよ?
いやね、一時期茶香炉ってのをやってたんですよ。お茶のだしがらを下からロウソクであぶるとほうじ茶のような香りがするというやつ。何せ香源(っていうんですかね)が廃棄物なので安上がりだしと思ってやってたんです。
ところが、ロウソクの方がクセモノでしてね、わりと狭い空間で燃やすので煤が出にくい植物油原料の専用のロウソクじゃないとダメなんです。普通のパラフィン蝋でやるとすごいことになるんですよ。ほら、居酒屋の鍋の固形燃料みたいな状態。もう香りもへったくれもなく部屋ん中で火が燃えてるって感じ?
この専用ロウソクがちょっとお高いので、昔なんかでもらったアロマキャンドルで代用したんですね。平たくて金物の容器に入ってる似たようなサイズの。そしたら前述の如くすごい煤と危うげな炎で香りどころじゃなかったんです。うちは紙切れがそこいらじゅうにある可燃物屋敷ですし。
それで火を消そうと思ったんですが、ほら、あの金物容器のロウソクって燃えている間は全部溶けて液状になってるんです。だから手が出せない。
でも燃え尽きるまでは待てない。
そこで今でもなぜそうしたのか分からないんですが、お茶をかけたんですよ。燃えてるロウソクに。
そしたら爆発しましてね。考えてみれば原理的に火のついたてんぷら油の鍋に放水するのと同じですからね。目の前がパッと明るくなりましたよ。当時はぼうづじゃなかったのですが、ちょっと前髪焦げてましたから。いや、よく周りの紙に引火しなかったものだと。一種の奇跡ですな、あれは。
まあ何を言いたいのかというと、ロウソクに水をかけて消すのも危ないよということで。室内では特に。
虎の門
- ボンソワール
- 胡散臭いってことで。
- 鉄人タイガー先生
- 藤村先生の主張通りほぼこういうルックスでバイクに乗ってる特撮ヒーローがいたんです。30年以上前ですが。これの前番組のライオン丸はセイバーさんの剣に模様の代わりにライオン丸と書いた記憶がありますし、じゃあ次は電人ザボーガーですかね。
- 弟子
- 全員外国人。インターナショナル。
- 庭でタライ・B級グルメTシャツ
- 元々夏向けのネタだった名残りです。
- 呪姉妹
- 字の形が何となく似てるあの人たちと、セレブシスターズと、ラスボスっぽい名前を何重にもかけたら何だかよく分からなくなった例。
- 桜
- 1コマで藤村を上回るテンションを上げた化け物の正体。お嬢は全く変わらないのに変わりすぎ。
- 結末
- 藤村に勝って得るものはナッシングですが負けて失うものもナッシング。
清貧
- カレンさん
- 受動的で基本的にはかわいそうな人なのに、どうしてこんなに悪そうなんだろう。
30 minutes knight fight
- タイトル
- 30 minutes night flight.
- そこになおって百叩き
- 前に書いたような記憶があるんですよねえ、このフレーズ。
- セイバーさんのお話
- ガウェイン卿と緑の騎士。フィクションだけどセイバーさんにとっては実話。王様時代なのでお人形じゃなくて一応実物大。
わたしの
- タイトル
- 最高のアンリアルが向こうから遭いに来たのですよ。ルビーちゃんはFRAGILEの一件で庭に埋められていました。
- 至言
- ゴルゴ13師匠。ラップに包んだのは血を入手できないようにするためです。
- 泣き顔でガタイのいいハリウッドスター
- ニコラス。こんなこともあろうかと公式設定出る前にやり逃げしといてよかった是。
無力のちから
- 内容
- hollowもそうですが、主にドカレンのことを言っているようです。
- 希有
- 榎本俊二の「ムーたち」で、自分の行動をすべて数値で記録するためのモーションキャプチャ用グリッドが壁床天井に書いてある部屋を見て「稀有な部屋だね」と評するシーン。その部屋の主との関係や、発言時の表情から決してポジティブな意味ではないことと微妙にポジティブな表記のズレが面白いと思いまして。
こんなところでしょうか。
遠野についてはまた日を改めて。